大舞台で飛躍誓う 5選手が全国選手権へ・北海道菊卓会

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  • 2024年10月30日
市役所を訪問した菊卓会のメンバーと菊池代表(後列左)

 苫小牧市の卓球クラブ、北海道菊卓会(菊池吉幸代表)に所属する佐藤裕眞(安平早来学園6年)、近田蓮(緑陵中2年)、後藤啓太(啓明中1年)、藤田小百合(泉野小5年)、中村百花(青翔中1年)の5選手が、来月1日に長崎県で開幕する全日本選手権大会(カデットの部)に出場する。それぞれ大舞台の目標をベスト16に見据え、練習に力を込める。

 予選会となる全道選手権(9月、帯広市)で上位入賞を果たし、全国への切符をつかんだ5選手。佐藤は近田と共に男子Dで3位。前回大会に続き、同じペアで全国に臨む佐藤は「(プレーを)つなげる球は打てていたが、自分から攻めることができなかった。大会までに修正し、積極的なプレーを心掛け、全力で取り組みたい」と力を込める。

 近田は14歳以下男子Sでも3位に入賞したが「バックに振られたり、コースを突くことができなかったりと自分の卓球ができなかった」と悔しさをにじませる。前回2回戦で敗れた全国に向け「自分から仕掛けて優位に戦い、シード選手から勝利をつかみ取る」と意気込んだ。

 全道の13歳以下男子S決勝で惜しくも敗れ準優勝だった後藤は得意なフォアドライブで相手を攻めるも、「バックがあまり決まらなかった」と回顧。「緊張せず自分の力を出し切り、一つずつ勝利を積み重ねられるよう頑張りたい」と闘志を燃やす。

 藤田は全道では年上選手がひしめく中、13歳以下女子Sで準優勝を果たした。「決勝では相手のボールにうまく対応仕切れなかった」と反省点を挙げ「ラリーで打つ球に緩急を付けて攻める。全国には強い選手がたくさんいるが、最初から実力を出し切り一つでも多く勝ちたい」と大舞台での勝利を目指す。

 カットマンで守備的なスタイルの中村は、13歳以下女子Sで3位に入賞した。シングルスで初挑戦の全国に向け、イージーミスを減らそうと、基本練習を重ね汗を流している。「粘り強く、しぶとく攻撃し、絶対に勝つ―という気持ちで、最後まで諦めずに臨みたい」と活躍を誓った。

 全国選手権大会は来月1日から3日まで、長崎の県立総合体育館で男女各13歳(中学1年生)以下シングルス、14歳(中学2年生)以下シングルスに加え、ダブルスの計6種目を行う。全国の予選を勝ち抜いた選手たちが、11ポイント、5ゲームマッチのトーナメント戦を展開し、頂点を競う。

 このほど菊池代表と5選手が、全道大会の結果と全国大会出場の報告をするため、市役所を訪れた。菊池代表は「道内遠征などでさらに練習を重ね、選手一人一人が実力を出し切れるようサポートしたい」と話した。山本俊介副市長は「皆さんの活躍と吉報に期待している」と激励した。

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