航空従事者を養成する日本航空専門学校の学友会は7日、台風15号で被災した千葉県への募金活動を校内で行った。学友会の38人が全校生徒649人を対象に呼び掛け、4万2613円の善意を集めた。
学友会は、これまでにも東日本大震災や熊本地震の発生時にも募金活動を行っている。学友会のメンバーたちは、募金箱を手に「あなたの気持ちがたくさんの未来を救います」と協力を募った。
今回の募金の責任者、宮平真暢さん(航空整備科2年)は昨年発生した胆振東部地震で北海道でも停電があったことを振り返り、「停電のつらさが分かる。少しでも被災地の力になることができれば」と話していた。寄せられた義援金は、日本赤十字社北海道支部千歳市地区を通じて被災地に届ける。