安平 JR北 環境美化に感謝状 「花の会さくら草」「早来婦人会」

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  • 2019年10月5日
28年の取り組みが評価された早来婦人会
28年の取り組みが評価された早来婦人会
28年の取り組みが評価された早来婦人会
28年の取り組みが評価された早来婦人会

  JR北海道は3日、「鉄道の日」(14日)にちなんで、長年にわたって安平町内の駅構内の環境美化などに尽力した追分地区の「花の会さくら草」と「早来婦人会」にそれぞれ感謝状を贈った。

   花の会さくら草は、道が認定するフラワーマスターの資格を持つ追分地区在住の5人で構成。2006年の発足時から、JR追分駅の花壇整備やプランターの手入れなどの取り組みが評価された。

   同駅を管轄するJR千歳地区の玉木俊一駅長がセレモニーに出席し、「お客さまをお出迎えするために最高の環境を整えてくれている」と謝辞を述べ、感謝状を贈呈。岩佐喜久子代表は「今までやってきた活動を通じ、感謝状を頂けてうれしい気持ち」と喜びを語り、「メンバーが高齢になっているが、体が続く限り続けたい」と話した。

      ×   ×

   早来婦人会は1992年から28年にわたって5~10月の期間中、JR早来駅の待合室をはじめ、ホーム、渡線橋の清掃のほか、構内の除草作業を毎月ごとに行ってきた。

   同婦人会の森下美紀子代表は「きれいになって喜んでいる半面、駅の利用者が少なくなっている寂しさもある」と複雑な心境をのぞかせながら、「仲間同士が意識し、町の看板でもある駅をきれいにする充実感を持って行っている。駅があり続ける限り続けていきたい」と気持ちを新たにしていた。

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