ちとせラグビースクール(佐藤雅敏校長)の開校式が9月29日、千歳市真町の千歳公民館で開かれた。千歳では初となる小中学生対象の教室で、千歳、恵庭、苫小牧の園児(年中)から小学2年生までの男子8人が入校した。
前日のラグビーワールドカップ日本大会で、日本が世界2位で今大会優勝候補の強豪アイルランドを19―12で下す歴史的勝利を飾ったとあって、会場は大いに熱気を帯びた。
開校式で千歳ラグビーフットボール連盟の中島勝己会長はあいさつで「念願だったジュニアの開校を迎えた。強い心と体を作り健康になってほしい」と呼び掛けた。佐藤校長も「いろんなポジションを経験し、自立と協調性を養い、ラグビーを好きになってほしい」と激励。この後、スタッフと子供たちが自己紹介を行った。
入校者で最年少の千歳・つくし幼稚園年中組の吉﨑和(にこ)君(4)は「体験会が楽しかったので入った。グラウンドを思い切り走ってみたい」と瞳を輝かせた。5日には、体験希望の小中学生17人も加わり、遺跡公園で初練習を行う。