白老  通学合宿に小学生29人参加 集団生活で社会性育む

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  • 2019年9月26日
合宿先の白老町コミセンで一緒に宿題や予習の勉強に励む児童

  白老小学校の児童を対象とした通学合宿「しらおいっ子の宿」が23~25日、町コミュニティーセンターを拠点に行われた。子どもたちは親元から離れて寝食を共にし、一緒に登下校。子ども同士の交流を深めながら、集団生活を楽しんだ。

   子どもたちの自立心や社会性を育むことを目的に、社台白老地区青少年育成会(牧野直樹会長)が企画。同校の4年生から6年生までの児童29人が参加した。

   初日の23日は午前中、ひょっとこ踊り白老愛好会の指導で踊りを楽しんだり、白老町民温水プールで遊んだりして子どもたちが交流。この日は荒天が予想されたため、午後からのスケジュールは中止とした。2日目は下校後、同コミセンに集合し、一緒に宿題や予習の勉強を行い、夕食後、北海道栄高校の学生寮に出向いて入浴。再びコミセンに戻って就寝し、最終日の25日は朝の体操を行ったり、朝食を取ったりした後、集団で登校。下校後、コミセン内を掃除して解散した。

   参加した児童らは合宿を通じて、規則正しい生活を送る大切さにも理解を深めた様子。3年連続の参加となった6年生の廣田優斗君(11)は「学校の仲間とさらに仲良くなり、いい思い出になりました」と話した。

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