白老町の虎杖浜温泉ホテル駐車場で21、22日の両日、「虎杖浜ビアガーデン・浜フェススペシャル第4弾」が開かれた。今回も特大舟盛りの刺し身の無料サービスのほか、初企画のサケ・ブリの棒引きも人気を集めた。
来年4月オープンの民族共生象徴空間(ウポポイ)と、虎杖浜の食や温泉をアピールするイベントで、同ホテルとマルカン本間水産が企画。初開催の6月から毎月催し、4回目を数えた。
今回も前浜産の魚介類の刺し身を特大舟盛り器に盛り付けて、無料で提供するサービスが大人気。来場者は好みの刺し身を皿に盛り、新鮮な味を堪能していた。
また、1回1500円で水槽から伸びるひもを選び、サケやブリを引き当てる棒引きに来場者が次々に挑戦。一本のひもに何匹ものブリが付いていたり、卵の入った大型の雌ザケを引いたりして歓声を上げる人たちの光景が広がった。
会場では白老民族芸能保存会によるアイヌ古式舞踊も披露され、来場者はテントで販売されたイカやツブ焼きなどを味わいながら白老のアイヌ文化も楽しんだ。第5弾は10月19、20日。