厚真中学校(阿部隆之校長は)は21日、学校祭を開いた。「Present~魅せろ!新時代への第一歩~」をスローガンに掲げ、生徒たちがクラスごとに行った合唱や演劇を通してこの日に合わせて練習してきた成果を披露したほか、校内外で集めた情報を壁新聞にして紹介した。
各学年ごとの演劇で3年生は戦争をテーマにした内容を取り上げ、中学生の視点で捉えた戦争の悲惨さや恐ろしさを見ている人に訴えた。
合唱コンクールでは生徒たちの若さあふれる元気いっぱいの歌声が会場に響き、生徒会の催しではアップテンポの音楽に合わせたダンスパフォーマンスやピアノとギターの弾き語りなどユニークな内容で会場を盛り上げた。
壁新聞では厚真の歴史について、松浦武四郎ら地域に関わった人物や北海道犬などを取り上げたほか、卒業生らにインタビューした内容を紹介。このほか、胆振東部地震を経験し、復興に向けて今の自分たちにできることを記事にして伝えた。