白老 町議選は15人出馬の動き 10月15日告示 町長選は戸田氏無投票か

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  • 2019年9月23日
氏家裕治氏(59)公明・現
氏家裕治氏(59)公明・現
及川保氏(69)  国民民主・現
及川保氏(69) 国民民主・現
大渕紀夫氏(72)  共産・現
大渕紀夫氏(72) 共産・現
久保一美氏(56)  無所属・新
久保一美氏(56) 無所属・新
小西秀延氏(54)無所属・現
小西秀延氏(54)無所属・現
佐藤雄大氏(26)  無所属・新
佐藤雄大氏(26) 無所属・新
西田祐子氏(64)  無所属・現
西田祐子氏(64) 無所属・現
長谷川かおり氏(56)公明・新
長谷川かおり氏(56)公明・新
広地紀彰氏(46)無所属・現
広地紀彰氏(46)無所属・現
貮又聖規氏(47)無所属・新
貮又聖規氏(47)無所属・新
本間広朗氏(62)無所属・現
本間広朗氏(62)無所属・現
前田博之氏(73)無所属・現
前田博之氏(73)無所属・現
松田謙吾氏(77)無所属・現
松田謙吾氏(77)無所属・現
森哲也氏(37)  共産・現
森哲也氏(37) 共産・現
吉谷一孝氏(51)無所属・現
吉谷一孝氏(51)無所属・現

  任期満了に伴う10月15日告示、同20日投開票の白老町長選と町議選は告示まで1カ月を切り、今後、候補予定者の各陣営が選挙モードに突入する。町長選は今のところ、3選を目指す現職戸田安彦氏(50)以外に出馬の動きが見られず、前回(2015年)に続いて無投票となる可能性が高い。一方、町議選は定数14に対し現時点で現職11人、新人4人の計15人が出馬の意向を示しており、選挙戦になる見通しだ。

   町長選で戸田氏は8月30日に出馬表明した後、3期目公約の取りまとめなど本格準備を進めた。20日には後援会「戸田安彦と歩む会」が大町2で事務所開きを行い、支持者の結束を固めるなど臨戦態勢に入った。

   戸田氏は3期目公約で「共生共創~共に生き、共に幸せを創るまちへ」をキャッチフレーズに「安心」「元気」「学び」「活気」「希望」を柱とした15の重点政策を掲げ、成年後見人センター設置や高齢ドライバー免許返納の支援制度創設など新たな施策も示した。人口減少への対応など課題が山積する中、持続可能なまちづくりに向けた財政健全化の推進や、来年4月開業の民族共生象徴空間(ウポポイ)を軸とした地域活性化策もアピールする。

   一方で戸田氏以外、立候補の動きは鈍いまま。町選挙管理委員会が20日に町コミュニティーセンターで開いた立候補予定者説明会で、町長選への出馬予定者の出席は戸田氏陣営のみだった。一時、対抗馬擁立を模索していた関係者からは諦めの声も漏れ、戸田氏が無投票で3選を果たす可能性が高まっている。

   町議選では、現職の山本浩平氏(59)=5期、無所属=、吉田和子氏(70)=7期、公明=、山田和子氏(60)=2期、無所属=が今期で勇退し、残りの現職11人が立候補を予定している。

   新人で出馬の意向を示しているのは順不同で、公明党白老支部副支部長の長谷川かおり氏(56)=公明=、観光コンサルタント会社代表の貮又聖規(ふたまた・よしのり)氏(47)=無所属=、作業療法士の佐藤雄大氏(26)=同=、会社経営の久保一美氏(56)=同=の4人。現職と新人を合わせて現時点で定数14を1人上回る形となり、前回に引き続き選挙戦になる見込みだ。

  白老町議選への立候補予定者(縦に五十音順)

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