白老町は、妊婦や育児中の親を対象にした「パパママ教室」を19日にスタートさせた。妊娠や出産、育児について助産師がアドバイスする教室で、今年度は同日を含めて年4回の開催を計画。支援策の強化で安心して産み育てられるまちづくりを目指す。
教室は従来、子育てふれあいセンターで年1回開催していたが、今年から4回に拡充。会場も町内4カ所に増やした。また、母親だけでなく、父親も参加しやすいよう教室の名称をパパママ教室に変えた。
第1回の19日は、社台地区にあるコミュニティカフェ・ミナパチセで開催。赤ちゃんを育児中の母親2人のほか、子育て支援団体の関係者も参加した。
苫小牧市の医療機関に勤める助産師の長島英津子さんが講師となり、授乳や赤ちゃんとの触れ合い方、肌の手入れなどについて助言。へこ帯を使い、体への負担を少なくする抱き方も紹介した。受講した母親からの育児に関する質問にも丁寧に答えていた。
次回は11月22日に虎杖浜のナチュラルサイエンスを会場に開催。赤ちゃんのスキンケアの方法などを伝える。3回目は来年1月24日に萩野の町子ども発達支援センターで開き、妊娠中の注意点などを助言。4回目は同3月18日に日の出町の子育てふれあいセンターで開催する。
開催時間はいずれも午前10時~同11時30分。対象は妊婦や1歳未満の乳児を育児中の町民。持ち物は筆記用具、母子手帳など。事前の申し込みは不要。問い合わせは町健康福祉課健康推進グループ 電話0144(82)5541。