厚真町議会定例会は18日、本会議を続開し、今年度一般会計補正予算案など議案16件を原案通り可決した。
一般会計は約5億6200万円を追加し、総額約148億6600万円。主な事業としては、昨年9月の胆振東部地震で被災した住宅の早期再建を図るため、町内で行う傾斜復旧工事や、それに関する地盤改良工事費用の補助金額の上限を200万円から300万円に引き上げ。これに伴い8500万円を増額補正した。生活再建支援と地域経済活性化を図るため、プレミアム商品券を販売する事業主体の補助として約2600万円、定住化促進対策として9000万円を新たに盛り込んだ。
また、町道幌里開拓2号線など災害復旧工事の請負契約の締結を可決。このほか新たな町教育委員会委員として池川徹氏(58)を任命した。任期は10月1日から4年。
本議会は当初19日までを予定していたが、1日早い18日で閉会した。