白老 ラブアースの森で保全活動に汗 ダンロップ北海道社員ら

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  • 2019年9月18日
白老町石山のラブアースの森で、森林整備のボランティア活動に取り組む参加者

  白老町のNPO法人ウヨロ環境トラスト(園田徳義理事長)が管理する「ラブアースの森」(同町石山)で14日、ダンロップタイヤ北海道(札幌)の社員や家族、地元小学生による森林ボランティア活動が行われた。

   活動は、ダンロップブランドでタイヤを製造する住友ゴム工業(神戸市)と、日本ユネスコ協会連盟(東京)の協働事業「チームエナセーブ未来プロジェクト」の一環。今年度は白老町を含めた全国8カ所で森林整備や干潟の環境保全などを計画した。

   今年で6年目を迎えたラブアースの森での活動には、ダンロップタイヤ北海道の関係者や地元小学生、ウヨロ環境トラストのメンバーら約50人が参加。のこぎりでカラマツなどの枝を切ったり、間伐したりと作業に汗を流した。エゾシカによる樹皮の食害を防ぐため、木の幹をネットで覆う作業も行い、さまざまな動植物の命を育む森の大切さに理解を深めていた。

   ウヨロ川中流部にあるラブアースの森は以前、砂利採取が行われた場所。ウヨロ環境トラストは採取跡地に自生した木々を守り、森林再生を図る活動を続けている。

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