被災地支援の一環として、創価学会図書贈呈推進委員会(長野祐樹委員長)はこのほど、胆振東部地震で被災した厚真、安平、むかわ3町の小学校計6校にそれぞれ300冊の図書を贈呈した。
安平町の追分小学校(沢田真次校長)には、日下巌・創価学会北海道長らが訪れ、「胆振東部地震の中でも頑張っている皆さんに本を贈りたい。読書を通じて、北海道の発展や世界の平和に貢献する立派な大人になってほしい」と激励した。
贈呈されたのは「オリンピック・パラリンピックにつくした人びと」「総合百科事典ポプラディア」など300冊。6年の新戸部志季君(11)ら児童5人が代表で受け取り、「たくさんの本をありがとうございます。みんなで大切に読んでいきたい」とお礼の言葉を述べた。沢田校長は「避難指示区域となり、(昨年度の)2学期は校舎を使うことができなかったが、苦労しながら乗り切ってきた。読書活動に有効に活用させていただきたい」と感謝していた。
同委員会はこのほか安平小、むかわ町の鵡川中央小と穂別小、厚真町の厚真中央小と上厚真小にも本を贈った。来年度以降も5年間、20冊ずつの贈呈を継続する。