厚真町は11日、昨年9月に発生した胆振東部地震を受けて建った町内の応急仮設住宅の暑さ対策として、エアコンなどを寄贈した国際奉仕団体「国際ロータリー第2510地区」(札幌)に感謝状を贈呈した。
町建設課によると、同団体は町内の応急仮設住宅の談話室と各居室に設置する約40軒分のエアコンと45軒分の網戸、合わせて300万円相当を支援した。
同日、福田武男2019―20年度ガバナー(千歳ロータリークラブ=RC)、村田研一地区代表幹事(同)、地区奉仕委員会の高山和宏委員長(札幌東RC)が来町。宮坂尚市朗町長は「特に今年は例年以上に暑い日が続いたが、皆さんの支援があって、仮設住宅入居者の健康管理に役立てることができた」と謝辞を述べた。
また町は12日、同様の支援を行った「公益財団法人国際開発救援財団」(東京)にも感謝状を贈った。