むかわ町議会定例会 鵡川高野球部寮再建は公募型

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  • 2019年9月13日
キノコの生態などを説明する中嶋さん(左から3人目)

  むかわ町議会定例会は11日、同町穂別町民センター・ツツジホールで続開し、2019年度一般会計補正予算案など15件を議案通り可決した。町は昨年9月の胆振東部地震により損壊した鵡川高校野球部寮「三氣塾」の再建について、町が設定した条件に従って民間から企画を提案してもらう公募型のプロポーザル方式を用い、来年12月までに完成させる方針を示した。

   町によると、損壊した跡地に生徒とスタッフ、60人ほどが入居できる新しい寮を建設する予定で、総工費は約3億円を見込む。壊れた寮は現在解体中で部員は仮設の寮で生活しているが、入居期限が来年12月に迫っていた。新たに建設する寮は野球部の生活が主になるが、この他にも研修室や合宿所の機能を持たせる内容も検討しているという。

   また、新築や今ある住宅リフォームなど町内外の人に向けて移住定住を促進させる事業として500万円を計上。自宅再建が困難な町民向けに整備する公営、町営住宅計30戸分として約4600万円を追加した。

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