裏金候補、18勝28敗 丸川・下村氏ら落選―野党、競合区で勝率5割

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  • 2024年10月28日

 衆院選で注目された自民党派閥の裏金事件に関わった候補46人のうち、当選したのは萩生田光一氏(東京24区)、西村康稔氏(兵庫9区)ら18人で勝率は約4割だった。丸川珠代氏(東京7区)、下村博文氏(東京11区)ら28人は落選した。終盤戦で自民が非公認候補の党支部に2000万円の活動費を支出した問題が発覚し、逆風が強まったことも影響したとみられる。

 46人は全て小選挙区単独での立候補で、比例復活の可能性がない「背水の陣」で臨んだ。自民非公認となり無所属での出馬を余儀なくされたのは9人。公認を得たが比例代表との重複立候補を認められなかったのが34人。このほか3人が無所属で戦った。

 非公認組で当選したのは萩生田、西村両氏と平沢勝栄氏(東京17区)の3人のみ。下村氏や高木毅氏(福井2区)ら6人は敗れた。自民は対立候補を立てず、野党候補が乱立した選挙区も目立ったが、有権者の厳しい審判を受けた格好だ。

 公認組では松野博一氏(千葉3区)や稲田朋美氏(福井1区)ら14人が勝利。丸川氏や武田良太氏(福岡11区)、衛藤征士郎氏(大分2区)ら20人は劣勢を巻き返せず敗北した。

 裏金事件で離党勧告の処分を受けて党を離れた世耕弘成氏は和歌山2区から無所属で衆院初当選を果たした。二階俊博元幹事長の三男で自民公認の新人伸康氏を破った。他に無所属で出馬した2人は落選した。

 立憲民主、日本維新の会、共産など野党6党は全289選挙区のうち8割強の239で競合した。与党(保守系無所属含む)に対し、野党が勝利したのは121選挙区。政権批判票が分散したにもかかわらず、勝率は5割に上った。

 野党競合区のうち、立民と共産が戦った142選挙区では与党73勝、立民64勝で、共産は全敗。立民と維新がぶつかった115選挙区では与党48勝、立民61勝、維新5勝。立民と国民民主党が競った13選挙区は与党8勝、立民3勝、国民2勝だった。

 与野党が「一騎打ち」となった47選挙区では、野党は18勝25敗で勝率は約4割だった。残りの4選挙区は野党系無所属が勝利した。

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