白老 国内外アーティスト2人 地域資源生かした作品展

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2019年9月11日
木の葉で動物たちを表現した作品と、ヨンチア・チャンさん(左)=喫茶休養林
木の葉で動物たちを表現した作品と、ヨンチア・チャンさん(左)=喫茶休養林
アイヌ民族をテーマにした川村亘平斎さんの影絵作品=ハクホステル&カフェバー
アイヌ民族をテーマにした川村亘平斎さんの影絵作品=ハクホステル&カフェバー

 白老町で展開されているウイマム文化芸術プロジェクト(文化庁、実行委員会主催)の一環で、マレーシアの現代アート作家や国内の影絵師の作品展が町内で開かれている。

 国内外のアーティストが白老に滞在し、人との交流や自然、文化など地域資源を生かした作品を制作、発表するプログラム「アーティスト・イン・レジデンス」として開催。マレーシアを拠点に国際的に活躍する芸術家ヨンチア・チャンさん、世界各国で影絵と音楽のパフォーマンスを発表する川村亘平斎さんの2人がプログラムに参加した。

 ヨンチア・チャンさんの作品展「浮世(浮いている世界)」は同町大町2の喫茶休養林を会場に開催中。町内の森や海岸で拾い集めたイタドリ、カエデなどの葉でクマ、キツネ、ウサギなどの動物たちが楽器を奏でたり、歌ったりする姿を表現した「時代」、流木を使った「失くした手袋」「竜の落とし子」など自然素材の現代アート作品を紹介している。ヨンチアさんは「森や海がすぐそばにあり、古くから住む人、新しく移住した人が向き合いながら暮らす白老はアーティストにとって刺激的なまち。白老を素材にした作品をぜひ見てほしい」と話す。

 15日までで入場無料。時間は午前9時~午後6時。12日午後5時からトークイベントも予定している。問い合わせは同店 電話0144(82)3003。

 川村亘平斎さんの作品展は23日まで同町大町3の「ハクホステル&カフェバー」で開かれている。アイヌ民族の人々や家、クジラ、コンブなどをモチーフにした影絵作品が店内の壁に飾られている。7日の飛生芸術祭トビウキャンプ(会場・飛生アートコミュニティー)で発表した物語仕立ての影絵・音楽パフォーマンスで使用した作品だ。

 入場無料。時間は午前10時~午後10時。火曜日と水曜日は休み。問い合わせは同店 電話0144(84)5633。

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