一般社団法人白老モシリは、今月25日と10月5、12日に白老町で催すアイヌ文化体験の参加者を募集している。
25日の行事「山のイオル穀物採取体験」は同町森野地区を会場とし、アワやヒエ、キビなどの穀物採取の体験を通じてアイヌ民族の農耕について学ぶ内容。当日は萩野小学校児童も参加する。時間は午前10時から午後1時。対象は一般住民で定員10人。参加費は100円(材料費)。持ち物は軍手や長靴。
10月5、12日の「海のイオル地引き網漁体験」は白老港第3商港区を会場とし、カムイノミ(伝統儀式)、地引き網漁、子どもの遊び、サケの解体を体験し、伝統食の試食を楽しむ内容。時間は両日とも午前10時から午後1時。対象は小学生以上で、小学生は保護者同伴。定員は各日とも150人で、参加費は100円(保険料・材料費)。持ち物は軍手、長靴、着替え用の衣服。
申し込みは、いずれの行事もイオル事務所チキサニ 電話0144(82)6301。定員に達し次第、締め切る。