厚真で胆振東部地震追悼式 前に進む決意と感謝 遺族代表の早坂信一さん

  • ニュース, 主要, 白老・胆振東部・日高
  • 2019年9月7日
今の心境を語った早坂さん

 7日に厚真町総合福祉センターで行われた胆振東部地震追悼式では、遺族を代表し町内表町の農業早坂信一さん(54)が地震による吉野地区の土砂崩れに巻き込まれ、犠牲になった父清さん=当時(81)と母艶子さん=同(80)=を思いながら、前に進む決意と救出活動に当たった関係者へ感謝の言葉を述べた。

 早坂さんは地震後、両親が行方不明になった同地区へ向かうとあまりの惨状に「『俺、何か悪いことをしたのかな』『何でここなんだよ』などとさまざまな思いがよぎった」と当時の心境を吐露した。

 艶子さんは認知症だったため、1年半ほど早坂さんが食事を作っていたことも回顧。地震後、スーパーで買い物をすると、手に取る食品の量が少なくなり「ああ、これはもう買わなくていいんだと思うと、急に悲しくなって1人で涙目になって買い物をした」と言う。

 家族や友人を突然失った悲しみは簡単に受け入れられないが、「亡くなられた人たちは、残された家族がいつまでも泣いているのは見たくないはず」と力を込めた。

 行方不明者の救出活動に当たった人たちや国内外から義援金、支援物資、励ましの手紙にも触れ、「この世にいる優しい方々のおかげで今の自分がいる」と感謝。「1日も早く日常が戻ることを願っている」と語った。

こんな記事も読まれています

  • テストフリー広告

      苫小牧民報社創刊75周年記念講演会【講師】アルピニスト野口 健氏【演題】富士山から日本を変える~山から学んだ環境問題~<!– 入場無料バッジ –><div class=”badge”>入場&l

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
  • 新 着 図 書

       アリーチェと魔法の書(長谷川まりる)絶体絶命ゲーム 16(藤ダリオ)どろぼうジャンボリ(阿部結)ふしぎ駄菓子屋銭天堂 3(廣嶋玲子)ふみきりペンギン(おくはらゆめ)金色の切手とオードリーの秘密(オン

    • 2025年6月21日undefined, 組版, 苫3社
ニュースカレンダー

紙面ビューアー