安平町の早来神社秋季例大祭が7、8の両日、同神社境内で開かれる。本祭の8日には恒例の子供相撲大会が2年ぶりに開催される。
8日に行う子供相撲は、ピーク時に参加者が100人を超えた同例大祭の一大イベントで同神社が主催し、苫小牧民報社が協賛。今年は小学生58人がエントリーしており、午後2時から競技スタート。境内土俵で学年別のトーナメントを繰り広げるほか、幼児によるエキシビションを予定している。
今年は中学1年生などの当日参加も受け付け。同例大祭相撲部の八田勤さん(72)は「毎年楽しみにしている子がたくさんいるし、大人も集まって応援してくれる。子供たちに相撲の楽しさを知ってもらい、相撲を通じて心と体を育んでくれたら」と話している。
同例大祭は例年7、8日に実施しているが、昨年は前日9月6日に発生した胆振東部地震で、神社自体が屋根の崩落など大きな被害を受けたため中止となっていた。
子供相撲のほか、8日は子供みこしが早来市街地に繰り出し、7日の宵夜祭では、子供ビンゴ大会や地元キッズダンスチーム「Smile☆Cheerful(スマイル・チアフル)」によるチアダンスなどが行われる。