白老町 公用車を車検切れで使用

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  • 2019年9月4日

  白老町は2日、町が管理する公用車1台を車検切れの状態で使用していたと発表した。

  町によると、公用車は町高齢者介護課が業務で使用するワゴンタイプのリース車両。8月9日に契約先リース会社に車の点検修理を依頼した際、車検切れが発覚。車検の有効期間満了日は今年6月18日で、同19日から8月9日までの間、計10人の職員が車検切れのまま40回計906キロ走行した。同課職員が車検満了日を失念したといい、同27日に苫小牧署へ報告した。

  町は「町民の信頼を損なう事態を招き、深く反省する」とし、今後、警察の事情聴取や捜査の動向を踏まえて職員の処分など対応を検討。チェック体制を強化するほか、公用車のダッシュボードに車検満了日を表示したステッカーを貼るなど、再発防止策を講じるとしている。

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