むかわ 元日ハム建山さんと稲田さん講師で野球教室

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  • 2019年9月3日
稲田さんに打撃指導を受ける小学生

  道南読売会が主催する「読売さわやか野球教室」が1日、むかわ町の田浦球場で開かれた。プロ野球北海道日本ハムファイターズOBの建山義紀さんと稲田直人さんがコーチを務め、厚真、安平、むかわの小学生を指導した。

   1年前の9月6日に発生した胆振東部地震の復興支援を兼ねてむかわ町で初開催。地元の鵡川ジュニアファイターズのほか、厚真ファイターズ、安平町の早来メッツ、追分イーグルスに所属する小学生65人が参加した。

   打撃指導に当たった稲田さんは「構えには正解がなく、自分が打ちやすい構えでいいが、大事なのはトップの位置」と指摘し、「よく『センター方向に打て』と言われると思うが、センター前ではなく、センターオーバーのライナーを打つイメージで」とアドバイスをしたほか、ティー打撃では一人ひとりの癖などを修正、調整するなどして技術向上のヒントを与えた。

   鵡川ジュニアの木村心洸君(12)=鵡川中央小6年=は「足を広げ過ぎと言われたのを直したら、前よりも良いスイングができるようになった」と手応えを感じていたようだった。

   また守備練習は投手、捕手のバッテリーと野手に分かれて各ポジションごとに行われた。

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