むかわ ネットで資金調達開始 レプリカ製作へ 返礼品も用意 むかわ竜

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2019年9月2日
東京・上野の国立科学博物館で展示しているむかわ竜のレプリカ
東京・上野の国立科学博物館で展示しているむかわ竜のレプリカ

 むかわ町は、同町穂別地区で発掘された国内最大の恐竜全身骨格化石「むかわ竜」(通称)の新たな全身復元骨格(レプリカ=複製品)の製作にあたり、インターネットを使って資金を調達する「クラウドファンディング」を開始した。町は新たなレプリカをつくることでむかわ竜のさらなるアピールと、1年前に起きた胆振東部地震からの復旧・復興支援への感謝、交流人口、関係人口の拡大につなげていく考えだ。

 むかわ竜のレプリカは現在、東京・上野の国立科学博物館で開催中の「恐竜博2019」で展示している1体のみ。その一方で、他の展示会などにおいて道内外から多数出展の要請を受けていることから、新たにレプリカを製作することで要望に応じて貸し出しできる仕組みを構築する。

 クラウドファンディングは8月26日からスタート。期間は12月24日までとし、目標金額は製作費や寄付者への返礼品などを見込んだ1500万円に設定した。むかわ竜のフィギュアやピンバッジ、ネックストラップなどを返礼品としており、目標額を超えた場合は「恐竜の卵基金」に積み立て、新たな博物館の整備に活用する。

 町は今後のイベント情報も合わせながら、フェイスブックやツイッター、インスタグラムといったSNS(インターネット交流サイト)とWebページを通じて定期的に情報を発信し、多方面への協力を呼び掛ける。10月14日まで開催している恐竜博で、既に30万人以上の来場があることから、町恐竜ワールド戦略室の担当者は「多くの人にむかわ竜の潜在的な価値を見てもらっており、今後そういう人たちにどう情報を伝えていくか。ぜひ取り組みを応援していただきたい」と話している。

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