白老のコミュニティカフェミナパチセでガパオライス風プレート 辛味抑えた優しい味付け

  • ニュース, 主要
  • 2019年9月2日
こだわり素材を使った「ガパオライス風プレート」
こだわり素材を使った「ガパオライス風プレート」
店内にはテーブル席のほか、小上がりもある
店内にはテーブル席のほか、小上がりもある

  白老町社台の住宅街にある小さなカフェ。社台出身の店主田村直美さん(48)が2017年に開業した。提供している料理は「体に優しい」をコンセプトにしている。

  体に良いとされる発酵食品の塩こうじ、しょうゆこうじ、甘こうじを手作りして調味料のベースに。素材の野菜は可能な限り地元産を使用。みそは無農薬栽培の大豆を使った自家製だ。米は安平町の農家から仕入れた”五分づき”。完全に精米しないことで栄養価が残り、米本来のうま味が味わえるという。

  こだわり素材を使ったメニューの中で、一押しは「ガパオライス風プレート」(税込み880円)。ひき肉やナス、キノコ、ズッキーニなどを炒め、ガラムマサラなど数種類のスパイスや甘こうじ(または酒かす)、しょうゆ、みりん、レモンなどで味付け。ライスに盛り付け、目玉焼きを載せた一品。タイ料理のガパオライスをアレンジしたメニューで、田村店長は「辛味を抑え、優しい味わいが子どもから高齢者まで幅広い世代から人気」と言う。しょうゆこうじをベースにした手作りドレッシングのサラダ、無農薬の漬物、みそ汁も付く。

  このほかのメニューには、タンドリーチキンプレート、ロコモコ丼、なっとうチャーハン(いずれも同880円)、シカ肉のユクカレー(同1500円)などもある。

    ◇    ◇

  食事メニューを注文した際、「民報を見た」と伝えると、13日まで料金が100円引きになる。

  白老町社台191の10。営業時間は午前11時~午後5時。月曜日定休。イベントや予約が入っていない土・日曜日は休み。問い合わせは携帯電話080(1874)3624。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。