サケの遡上(そじょう)期を迎えた千歳川左岸の道の駅サーモンパーク千歳=千歳市花園2=に待望の新名物「サーモンパイ」が誕生した。サケの形をしたジャンボサイズの焼き菓子で、ファクトリーマーケット・Kanto(カント)で1箱(5枚入り)税込み1200円で発売している。
「千歳ゆかりの土産を」との千歳市の要請に応え、市内新富のどさんこエナジー・ニシムラファミリー事業部が半年かけて企画立案、試行錯誤の末に完成させた。
同社事業部の米山誠技術顧問は「サケの躍動感を出すために大きなサイズにした」と言い、「空港はサケを捕獲するインディアン水車がきっかけで造られた、という千歳の歴史に思いをはせながら味わっていただければ」と話す。
道の駅を訪れた人は新しい名物に早速関心を示し、「サクサクしている」「かわいい」など評判も上々という。