第57回大鷲旗争奪苫小牧朝野球大会(苫小牧民報社、苫小牧市主催)は30日早朝、とましんスタジアム(苫小牧市緑ケ丘球場)で決勝を行った。苫小牧ヤンキースが5―0で下川原アルミ工業を下し、9年ぶり5回目の優勝を飾った。優勝に喜びを爆発させた選手たちがグラウンドで須川徹監督を胴上げすると、応援席や朝野球ファンから温かい拍手が送られた。
6月3日に開幕した大会は市内の46チームが参加。7月18日からは予選を勝ち抜いた18チームによる決勝トーナメントを行い、激戦を繰り広げてきた。
閉会式では主催者を代表し、苫小牧民報社の鈴木知之役員室長兼メディア局長が「苫小牧ヤンキースは見事な完封勝利。来年も気迫あるプレーで大会を盛り上げてください」とあいさつ。46チームの頂点に立った苫小牧ヤンキースに伝統の大鷲旗を渡すとともに、決勝を戦った両チームと3位に食い込んだ勇払ホーユーBCに賞状やメダルなどを贈った。