1日午前8時ごろ、苫小牧市東開町4の住宅の解体工事をしていた男性作業員から「人骨のようなものが見つかった」と苫小牧署に通報があった。
同署によると、解体現場から頭蓋骨やあばら骨など複数部位の人骨が出てきたが、年齢や性別は分かっていない。現場では、業者が数日前から木造2階建て住宅を解体しており、人骨は廃材の分別作業中に見つかった。
住宅には以前、高齢の夫婦が住んでいたが2007年以降、妻の行方が分からなくなっており、親族が同署に捜索願を出していた。夫は08年に病死している。
同署は事件と事故の両面で捜査しており、身元や死因の特定を進める。