新道展苫小牧支部(今多博勝支部長)の作品展が2日、苫小牧市民活動センターで始まった。室蘭支部の会員2人を含む計16人が、力作30点を出展している。7日まで。
2年に1度開いている企画展。F100号(162センチ×130センチ)の大作を中心とした油彩画が22点、彫刻も8点並ぶ。
油彩画は写実的で、バイタリティーあふれる30~40代の作品が目立つ。
東京の歌舞伎町を練り歩く人の波、夜の街並みをリアルに描いた風景画「不夜城」、胆振東部地震で家がつぶれた失意や空虚と共に、生きる力を表現した心象画「赤トンボ」などどれも見応え十分だ。
彫刻も、石を素材にした作品やインスタレーション(空間造形)など多彩だ。
今多支部長は「個性豊かな作品ばかり。それぞれの良さを見てもらいたい」と話している。
入場無料。午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)。