白老でヒグマ目撃相次ぐ 自然公園や道道に

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  • 2019年8月27日

  白老町で26日、ヒグマの目撃が相次いだ。

  苫小牧署によると、午前9時10分ごろ、萩野の萩の里自然公園で、散歩中の男性が「約20メートル先にヒグマがいた」と同署に届け出た。体長は約1メートルで、林へ立ち去った。

  午前11時15分ごろには、石山の町道に体長1~1・5メートル程度のヒグマが出没。目撃者は車で走行中の男性と付近に住む女性で、住宅の庭先の道路を北から南へ横断したという。

  このほか午後2時5分ごろ、白老の道道で、車で走行中の女性がヒグマと遭遇、110番した。体長約1メートルで、間もなく林に入ったが現場から約100メートル離れた地点には農場がある。

  いずれも人畜などへの被害は確認されていないが、周辺の学校では保護者同伴の登下校を実施。町職員らはパトロールを強化している。

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