新春初のサロン「ハマ遊の友」の話題は今年のサロンの活動計画だった。意見交換は普段のように雑談から始まった。活動は仲間たちのやりたいこと、習いたいものなどから見つける。旅行、音楽、スポーツとテーマは広がり、横道へそれ脱線していく。戦争、平和、歴史の話、年金、薬、病院、認知症と続く。しまいには神様の話から葬儀の話になり、仏壇、墓と死に近くなる。その瞬間、みんなわれに返る。
それから再び、話しだす。聞き手はほとんど、いない。聞き手なんかいなくても笑顔で各自それぞれ真面目に、自由にしゃべり続ける。そしてとにかく、元気でいなければ何もできないことに全員、気付く。「今は冬だから足元に気を付けて転ぶな」「インフルエンザ、コロナ感染に注意」となり、最後は「健康でいること」と話は落ち着く。
会話はまだ続く。環境問題や温暖化、気候の話に移り、物価高、野菜の高値から畑作り、山菜取りと会話は進み、「熊」「鹿」のことになる。鹿肉料理が得意な人による肉のうまい部位の料理方法の説明などで、今年初の活動にたどり着いた。そのプランは「山に行く」「海に行く」で、やっとこすっとこ決まった。山は山菜、海は魚が目的で、いつ行く、どこの山、海はどこと会話は弾み、昔取ったきねづかや武勇伝まで語って収まった。仲間がいて会話ができることが素晴らしいことであると実感する時間だった。
今年も動きだした、みらいづくりハマ遊の友。読書会、百人一首会、豆本教室、切り絵教室の開催。そして例年通り、赤い羽根募金運動、住吉北中央商店街スタンプラリー祭り、みんなの消費生活展、苫小牧市民文化祭などへの参加を予定している。
(みらいづくりハマ遊の友代表・苫小牧)