「第75回さっぽろ雪まつり」(4~11日、中央区の大通公園が主会場)の開催に合わせ、道は4日から、大規模改修工事中の道庁赤れんが庁舎をライトアップすると発表した。
国の重要文化財でもある赤れんが庁舎は老朽化したため、2019年度から大規模改修に着手。工事は6年がかりの長期にわたり、今年7月25日にリニューアルオープンする。
今年の雪まつりは設置される5基の大雪像のうち、一つが「赤れんが庁舎」となった。大通会場の7丁目のHBC広場にお目見えする。道ではまつり期間中、今夏のリニューアルオープンをアピールするため7丁目にPRブースを設置。パネルの展示やノベルティーを配布する。また、大型ビジョンでPR動画を放映する計画だ。
赤れんが庁舎のライトアップもその一環で、2年半ぶり。4日から雪まつり終了後も継続する(12~18日を除く)構え。点灯時間は日没から午後9時まで。
鈴木直道知事は「赤れんが庁舎を覆っていた(改修工事の)仮囲いも撤去され、建物の全体が見えるようになった」とし、「国内外から多くの方々が訪れる雪まつり開催に合わせて、2年半ぶりにライトアップを再開する」と説明。リニューアルオープンの効果が「全道に波及するように、節目、節目でPRを展開して盛り上げていきたい」と話している。