苫小牧市王子町の認定こども園苫小牧ふたば幼稚園(渡部麻子園長)は1月30日、新年恒例の餅つき体験会を開いた。 全園児約190人が、臼ときねを使った昔ながらの餅つきを楽しんだ。力いっぱいきねを振り下ろす園児 渡部園長は「餅つきはおめでたい時やお祝いの時にする行事」と紹介し、臼やきねの使い方を説明した。 蒸し上がったもち米9キロを臼に入れると、園児たちは職員が見守る中、「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせて、力いっぱいきねを振り下ろした。 つき上がると小さく丸め、みたらし団子用のしょうゆだれに絡め、給食で提供した。 木村若葉ちゃん(6)は「ついた時に、もちもちとして面白かった」と笑顔を見せ、渡部園長は「臼やきねを使った餅作りを体験することで、(手作りの)温かみを感じてもらえたら」と話した。