静電気モーター作りを体験する子どもたち 参加者は、センター職員の指導を受けながらプラスチックカップの周囲にアルミシートを貼り付け、シートの両脇に電気を通す橋のような仕切りを設置した。塩化ビニールを布でこすって近づけると、カップがくるくると回転し、子どもたちは「おおー」と歓声を上げ、電気を通す実験を楽しんだ。
拓進小学校4年の松田そよ夏さん(10)は「静電気の仕組みがよく分かって面白かった」と話し、同1年の弟峻君(7)は「カップがよく回って大成功」と笑顔を見せた。
苫小牧市科学センターは1日、科学ふれあい教室「静電気モーターを作ろう」を同センター内で開催した。市内から15組32人の親子が参加し、空気が乾燥する冬に静電気が起こりやすい理由や、空気清浄機に静電気が活用されていることなどを学び、静電気モーターを製作した。