北海道経済連合会(道経連)は、道内主要企業の2024年冬季賞与(ボーナス)の支給状況調査結果を発表した。平均妥結・決定額は前年に比べ2万4824円(4・3%)増の60万2558円となり、4年連続で増加した。
会員企業など487社を対象に調査し、164社が回答。うち妥結・決定額は前年と比較可能な106社の結果をまとめた。
増額した企業は80社、減額した企業は18社、同額だった企業は8社だった。
業種別では12業種で増加し、3業種で減少した。
「機械・製造」が22・67
%増の71万8742円となったほか、「卸売・小売」も4・95%増の57万7449円。コロナ禍から回復する「ホテル・旅館業」は8・15%増の24万7901円となった。
一方、「建設」は1・61%減少したものの91万5701円で、業種別では最も高い水準だった。
道内企業(96社)の平均妥結・決定額は4・26%増の58万8550円だったのに対し、道外企業(10社)は4・49%増の92万9036円となった。
また、経団連の調査では、全国の大手企業(161社)の平均妥結・決定額は92万5545円。前年に比べ2・11%増えている。