白老町大町のベーカリーショップななかまどは19日、町内の小学生20人が応募したアイデアパンの表彰式を同店で行い、入賞した5人に松野裕一店長(36)が表彰状を手渡した。
入賞作は、町産の鶏卵をふんだんに使った「ゴロッと卵サンド」、カスタードクリームやイチゴジャムなど6種類の味が楽しめる「ハッピーフラワーパン」など5種類。
白老小学校3年の松原久実さん(9)は「入賞できてうれしい」と笑顔を見せ、松野店長は「子どもならではの発想がよかった。取り組みを通じて福祉への理解も深めてもらえたら」と話した。
同店は障害者の自立生活を支援する社会福祉法人白老宏友会が運営。18、19両日、開店32周年記念感謝祭を店内で開き、看板商品とともに、アイデアパンも販売した。2日間で延べ約400人が来店してにぎわい、アイデアパンは売れ行きを見ながら11月末ごろまで130~310円で店頭販売するという。