アイヌ民族文化財団は13、14両日、全道各地のアイヌ工芸家の作品展示やトークイベント「アイヌアートショー」を白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)で開催する。
作品展示は体験学習館をメイン会場に、熊やフクロウの木工品、アイヌ文様を施した刺しゅう、小物類などを扱う15組がブースを開設して行う。町内からは山崎シマ子さん、小美浪フミさん、岡田育子さん、河岸麗子さん、吉田信男さんが出展する。オヒョウの樹皮を使ったブレスレット作り、影絵の観覧、エント(ナギナタコウジュ)やシケレペ(キハダの実)を使った創作スイーツの試食などもできる。
トークイベントでは13日に4人、14日に3人が創作への思いを語る。
同財団の広報担当者は「五感を通して表現に触れられるイベント。対話や体験を楽しんで」と呼び掛けている。