白老町在住のアイヌ民族文化伝承者、宇梶静江さん(91)が主演の映画「大地よ アイヌとして生きる」の上映会が13、20日、各日午後2時から、町本町のしらおい創造空間「蔵」で開かれる。
白老文化観光推進実行委員会などが、芸術祭「白老文化芸術共創―ルーツ&アーツしらおい2024」の一環で主催する。
映画は、アイヌとして生き、その精神性を問い続けた宇梶さんの半生に迫る約90分の記録映像。俳優で長男の剛士さん(61)がナレーターを務める。
宇梶さんは2023年に北海道文化賞、24年にアイヌ文化賞を受賞している。
無料で鑑賞でき、当日直接会場へ。問い合わせは同委員会の井上さん 電話080(5459)7788。