道栄高の移転中止求める 京都育英館に要望書提出へ 教育長「改築へ検討進めていた」  白老町、議会、商工会など

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2024年10月11日
苫小牧市への移転方針が示されている北海道栄高校

 白老町の大塩英男町長は北洋大学(苫小牧市錦西町)への移転方針が示された北海道栄高校(白老町緑丘)について、町内にとどまることを強く求める要望書を同大学、同高校を運営する学校法人京都育英館(京都市)に17日に出向いて提出する。10日の白老町議会定例会10月会議の行政報告で発表した。議案審議では安藤尚志教育長が、高校側は今年2月ごろ、現地での校舎改築を示していたことを明らかにした。

 要望書提出のため京都に出向くのは4人。大塩町長、小西秀延議長、清水尚昭商工会会長、福田茂穂観光協会会長となる予定。要望書は、町、町議会、町教育委員会、町内会連合会、商工会、卒業生らでつくる栄桜会(えいおうかい)ら計12団体の連名となる見通し。

 議案審議で大塩町長は、同高校移転に関する複数町議の質疑に応じた。同校は指定緊急避難場所で体育館は指定避難所となっているため、今年6月28日、法人側から老朽化した校舎の具体的な改築整備計画が示されたことを説明。財政支援を依頼され「前向きに検討を進めていた」と述べた。

 安藤教育長は今年2月ごろ、当時の渡辺和弘校長が来庁し、現地での校舎改築に向けた設計図をはじめ、依頼先の業者や費用を示したことを明らかにした。「少なくとも春まで現地建て替え方針という認識だった」と述べた。

 経緯を踏まえ、9月17日に同法人の松尾英孝理事長らが町役場を訪れた際には、財政支援検討の進ちょくを確認されると認識していたが、方針が移転に変わったことを伝えられ「寝耳に水で、移転は同意できない」(大塩町長)と、その場で移転中止を求めたことを語った。安藤教育長も「ある程度決定した方針として移転を伝えられたことに大変驚いている」との認識を示した。

 大塩町長は、要望について「私が代表して白老町民の声と思いをしっかり届ける」と答弁した。

 定例会では、京都を訪れる4人分の旅費54万9000円を含む451万8000円を追加し、2024年度一般会計の歳入歳出総額を125億763万7000円とする一般会計補正予算案など議案3件を原案通り可決。報告1件を承認し、陳情1件を産業厚生常任委員会に付託した。

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