白老ライオンズクラブ(LC、吉谷一孝会長)は5日、白老町中央公民館で認証60周年記念式典(実行委員会主催)を開いた。胆振管内や姉妹提携を結ぶ仙台、北九州市の各クラブなどから173人が参列。社会奉仕活動の節目を祝い、今後の活動とクラブ間交流に向けた意欲を示した。
北海道栄高吹奏楽部による演奏の後、同LCの歩みを紹介する動画を上映。吉谷会長は式辞で「これからも地域に求められる奉仕活動を念頭に、メンバーが心一つに切磋琢磨(せっさたくま)し、楽しく活動していく」とあいさつした。続いて大塩英男町長や戸田安彦道議、スポンサークラブである室蘭東LCの新岡尚会長らもそれぞれ祝辞を寄せた。
同クラブは1964年4月に結成。同年9月に全国759番目のクラブとして認証を受けた。青少年育成事業をはじめ、障害者への援助、献血推進、交通安全啓発運動、薬物乱用防止啓発活動などを推進。60周年に当たっては、同館に電子掲示板、町内全小中学校に大型送風機を2台ずつ、仙台萩、北九州小倉東の両LCと共同で町立図書館に子ども用ベンチをそれぞれ寄贈した。