上皇后さま、右大腿骨を骨折 仙洞御所で転倒、東大病院で手術へ―宮内庁

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  • 2024年10月8日

  宮内庁は7日、上皇后さま(89)がお住まいの仙洞御所(東京都港区)で転倒し、右大腿(だいたい)骨上部の骨折との診断を受けられたと発表した。東大病院(文京区)に同日入院し、8日午前に手術を受ける。

  側近によると、上皇后さまは6日夕に仙洞御所内で過ごしている際に転倒。右脚の強い痛みが続き、7日午後に東大病院で検査を受け、骨折と判明した。しばらく入院する。

  転倒したのは平らな場所で、頭などは打っていない。転倒後は車いすを使用しているという。

  上皇さまは7日夕、同病院を訪れ、上皇后さまと一緒に検査結果の説明を受けた後、仙洞御所に戻った。ご夫妻とも事態を冷静に受け止めているという。

  上皇后さまが入院し手術を受けるのは、乳がんが判明した2019年以来。今月20日には90歳の誕生日を迎える。

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