むかわ町は5日、町田浦の多機能型子育て支援施設のオープンイベントを開催した。町内外から子ども36人が訪れ、施設内の遊具で遊んだほか、大道芸人のバルーンショーやドライフラワーのミニブーケ作りなどを楽しんだ。愛称も「わっくる」に決まり、町は子育て環境の充実を図る方針。
「わっくる」は、むかわを逆さにした「わかむ」のうち、「かむ」を英語のcomeに置き換え「くる」と表した。子どもが大勢やって来る施設となるよう願いを込めた。
4月に子育て支援センターとしてプレオープン。0歳からの未就学児と保護者を対象に、日、月、木、金、土曜日の午前9時から正午、午後1時から同3時(土日は同4時)に開所する。登録者が無料で通うことができる。火、水曜日と祝日は休み。
ファミリー・サポート・センターとしての機能も備え、町内在住で生後6カ月から小学6年生までの子どもの保護者が利用会員として登録後、有料で協力会員に子どもを預けることができる。援助時間は午前9時~午後5時。
町は登録者を受け付け中で、「イベントも開催する予定で、多くの人に利用してほしい」としている。