苦笑い

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年10月5日

 末は博士か大臣か―。将来の職業の選択や目標の地位が、そんなふうに言われることのなくなった時代に育った。職業に上下はない―と習い、考えて育ち、後悔はない。それでも、子どもの頃からの謎が一つある。総理大臣という地位が、遠く偉く見えたのはなぜなのだろう。

 石破茂総理大臣が誕生した。総理の名前や顔や声は新聞やテレビで朝から晩まで見られるから、子どもでもすぐに覚えられる。間もなく1週間だ。きのう午後には「すべての人に安心と安全を―」で始まる、新総理の初めての所信表明演説を聞いた。内容が分かりやすいとは思ったが、野党のヤジは激しく、演説後の評価も「内容のなさに驚いた」などとかなり厳しいものだった。今朝のテレビのニュースでも内容が薄いと批判が多い。

 個人的には、石破氏の表情の変化に慣れるまでまだ時間が必要だと感じる。とりわけ違和感が大きいのは石破総理の笑顔。石破氏は非主流派の時間が長く、時の主流派に苦言を呈し「後ろから鉄砲を撃つ」と評されることが多かったとか。鋭い目でにらむ必要があったのだろう。しかし、自民党総裁選の終盤あたりから優しい笑顔や、「ニッ」というつくり笑いも見られる。「あの笑顔見た?」。知人らとの、そんな会話に苦笑い。(水)

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー