HISAE日本語学校 五十嵐(いがらし) 啓子(けいこ)

  • ゆのみ, 特集
  • 2024年10月5日

 私が日本語学校で勤務していると言うと、「どんな学校?」「どんな人がいるの?」「卒業したらどうするの?」といった質問をよくされる。日本語学校とは、日本語を母語としない外国人を対象に日本語を教える教育機関を指す。一般的に、国外在住の外国人が留学生として入学することが多く、年齢や国籍はさまざまである。

 2023年、苫小牧市に初めて開校したHISAE日本語学校は、定員60人の学校で、9月末現在で44人の学生が在籍している。国籍は、スリランカ、ネパール、ミャンマー、バングラデシュ、モンゴル、アフガニスタン、パキスタンなどで、国外から直接留学生として入学した人のほか、すでに日本に在住している外国人も数人在籍している。

 日本語学校に在籍できる期間は最長2年間で、その間、漢字や文法、会話やリスニングなどの日本語を学ぶ。学校で学ぶのは日本語だけではない。生け花やお茶などの日本文化を体験し、とまこまい港まつりの市民踊りやコスプレフェスタに参加するなど地域交流も行ってきた。

 通常、専門学校や大学などに進学するためのコースが多いが、当校には就職を目指す2年および1年6カ月のコースがあることが特色である。今年度はキャリア授業を行い、企業見学や会社説明会も実施した。

 HISAE日本語学校では、来年の3月、初めての卒業生を送り出す。苫小牧で学んだこと、体験したことが血となり肉となり、社会で活躍できる人材として羽ばたいてほしい。

 (HISAE日本語学校校長・苫小牧)

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