進路取り

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2024年10月3日

 いかに流れに乗るか。日常のあらゆる場面で重要なことだ。以前、マイカー通勤中、自宅近くの交差点でよく同じスポーツカーと出くわした。こちらはゆっくり運転の軽乗用車。後方から接近するスポーツカーは猛スピードで走り抜けるが渋滞しだすと、図らずもすぐに追い付いた。進路取りがうまくなかったのだ。

 通勤ラッシュ時、片側2車線の道路で2車線目よりも1車線目の流れがスムーズなことはよくある。必ずしも、ごぼう抜きしていれば早く進めるというものではない。急いでどこに向かっていたのかは知る由もないが、最初の交差点から通勤先までの約6キロの道中、ずっと視界に入っていたこともあった。

 圧倒的な強さで勝ち続けた雀士として知られる桜井章一さんは一流と二流の差を「流れを読めるか否か」と語ったが、ここでいう流れはそこまで大げさなものではない。制限速度に逆らって前を走る車に追随することでもない。いかに詰まらないか。詰まったら抜け出せばよいがペースを修正し、悪い流れを断ち切るのは良い流れに乗るよりもずっと難しい。暴走は論外だ。新内閣発足の御祝儀相場の追い風が吹く間もなく、衆院解散・総選挙などを巡り、早速つまずいた石破茂首相はうまくやれるか。   (輝)

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