日本教育公務員弘済会北海道支部は17日、白老虎杖小と白老中学校に熱中症応急セットを寄贈した。同会の川上博参事ら2人が各校を訪れ、代表の児童、生徒に手渡した。
セットは、6~13分ほどで製氷する機械や氷枕、保冷ジェル、クーラーボックス、経口補水液1ダースなど約10万円相当の7種類。
両校は今春、同支部のスクールアシストパック事業に寄贈を申請。全道の小中高校255校から該当校の144校に選ばれた。
虎杖小では児童会役員の6年生、広地優輝歩さん(12)が受け取った。広地さんは「頂いた物に感謝し、毎日元気よく登校したい」と喜んだ。関東英政校長も「子どもたちの健康のために活用したい」と述べた。
白老中では生徒会会長で3年の城戸夢香さん(14)らが受け取り、城戸さんは「白老中生として感謝します」、前田道弘校長は「大事に使いたい」と語った。