白老中学校(前田道弘校長)は17日、薬物乱用防止教室を校内で開き、2年生41人が薬物の危険性などを学んだ。
講師は白老ライオンズクラブ(LC、吉谷一孝会長)のメンバーで薬物乱用防止教育認定講師の資格を持つ戸田克利さん(53)。薬物の種類や体への影響を、映像を使って分かりやすく説明した。
違法薬物を一度でも使用すると自分の意志ではやめられず、幻覚などの症状が一生付きまとうとし、「友達や先輩などから誘われても断る勇気を持ってほしい。きょう学んだことを家族や友達と共有して」と訴えた。
上田心さん(14)は「(断る勇気など)自分を守るために必要なことを教えていただいた。学びを今後に生かしたい」と話した。