慢性的な頭痛に悩まされている人は多いが、既婚者への実態調査から、頭痛が原因で夫婦間のコミュニケーションに対するずれが生じていることが分かったと、大正製薬(東京都豊島区)が発表した。
同社は3月、全国の20~60代の既婚者2000人(頭痛あり1000人、なし1000人)を対象に、「頭痛もちに関する夫婦の実態調査」を実施した。
分析の結果、頭痛の原因として最も多かったのは「天候の変化(66・3%)」で、「睡眠不足(53・5%)」、「ストレス(51・7%)」が続いた。「天候の変化」を挙げたのは男性より女性で多かった。
また、頭痛がない人の79・7%が「パートナーの頭痛のつらさを理解したい」と答える一方、頭痛がある人の47・3%は自身の頭痛のつらさを「パートナーと共有しない」と回答。両者にギャップがあることが分かった。
(メディカルトリビューン=時事)