苫小牧市の老人クラブ有珠の沢町緑心会(安堵城一博会長)はこのほど、有珠の沢総合福祉会館でマージャンクラブ第30回記念大会を開催した。同会のマージャンクラブの会員28人が参加し、腕前を競い合った。
1時間経過時の対局で打ち切りとし、3回戦を行った。会場では、ジャラジャラと牌を交ぜる音や、必要な牌が一つそろえばあがる時に言う「リーチ」、相手の捨てた牌をもらって同じ牌を三つにする時に言う「ポン」などの声が響いた。
顔なじみでの対局ということもあり、「どっちの牌を捨てようかな」「あがれた」と声に出しながら、終始和やかな雰囲気で大会を楽しんでいた。宮﨑敏クラブ部長は「認知症の防止と会員の交流のため、これからも大会を続けていきたい」と話した。
順位に応じてトイレットペーパーやレトルトカレーなどを贈り、優勝した村上秀之さんと準優勝の三好くにさんにはトロフィーと米を贈呈した。