3月某日、会議中。苫小牧商工会議所のH氏よりLINEが来ました。スマートウオッチには「苫小牧民報社、ゆのみ…」と表示され、心拍数が急上昇。会議中「ゆのみ」が頭から離れず、まさかと思いながらも何とか会議をこなした私。終了後にLINEを開封すると、H氏経由で苫小牧民報社から「ゆのみ」執筆のお願いでした。いや、断れなさそうな内容、状況ですので、お願いとは言えないような。一応「いかがでしょうか?」とあるので「検討します」と答えたものの、何を書くべきか、いや何を書けるのか。H氏の満面の笑みが頭に浮かびつつ、しばし悩みました。
私は何かの専門家ではなく、比較的凡庸な人生を歩んできた身だと思います。ビジネスパーソンとしても若輩者で、成果を残して何かを伝えるというのならまだしも、今は誇れるものも無く。とはいえせっかくの執筆依頼、大変光栄なことですので、根っからのチャレンジ気質でせんえつながら応諾致しました。
苫小牧市に生まれた私は、高校まで愛する地で育ち、大学は京都に行きました。2003年に卒業後、生命保険会社に就職して事務や資産運用、営業を経験。11年、舗装会社である道路建設に入社しました。16年にはアメリカの経営大学院に留学する機会にも恵まれ、20年、社長に就任しました。現在は苫小牧商工会議所の副会頭職も仰せつかっております。家族は妻と6歳の息子。趣味はアイスホッケー、マラソン、ゴルフです。浅学非才の身でとりとめのない話になると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
(道路建設社長・苫小牧)