体操の世界選手権(10月、ジャカルタ)に臨む女子の日本代表選手が6日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。5月のNHK杯を10年ぶりに制した杉原愛子(TRyAS)は、12日から韓国でのアジア選手権を控えて精力的に体を動かし、「緊張感を持ってしっかりできた。大きなミスもなかった」と充実した様子だった。
25歳の杉原は、代表で最年長。中村遥香(なんばク)ら後輩を大きな声で鼓舞するなど、リーダーシップを発揮した。「キャプテンが誰とは言われていないが、引っ張っていけるように。その役割を果たしたい」と意気込みを語った。