北海道電力労働組合苫小牧地方本部青年部は7日、苫小牧市明徳町の苫小牧支援学校で清掃ボランティアを行った。同校での活動は3年目。今年は同校が「子どもらと組合員の交流の場に」と希望し、児童生徒も草刈りなどの作業に加わった。
参加したのは組合員12人のほか、小学1年から中学3年までの児童生徒20人、保護者と教職員計約30人。グラウンドや花壇の草を刈ったり、石を拾ったりした。整備した花壇にはベゴニア、マリーゴールド、ペチュニアなどの花苗を植え、土をかぶせた。「何色の花が好き?」と話しながら、協力して水やりをする児童と組合員の姿も見られた。
除草をした中学3年生の日置斗翔さん(14)は「きれいになったグラウンドで体育をするのが楽しみ」と笑顔を見せた。同青年部の阿部拓海事務局長(27)は「子どもたちの喜んでいる姿から元気をもらえた」と述べた。